普段当たり前に使っている「お金」ですが、実はその歴史にはユニークなエピソードが数多く隠されています。
昔のお金の形や使い方を知ると、現代のお金の仕組みをもっと面白く感じられるはずです。
今回は、歴史に見るお金の豆知識をわかりやすく紹介します。
世界のお金の歴史にまつわる豆知識
お金は「物々交換」の不便さを解消するために誕生しました。
その後、さまざまな形に変化しながら、現代の紙幣やキャッシュレスへとつながっています。
貝殻がお金だった!?
日本を含むアジア・アフリカの一部地域では、かつて「貝殻(カウリ貝)」が貨幣として使われていました。
軽くて持ち運びやすく、見た目が美しいことから価値が認められていたのです。
世界最古の硬貨はリディア王国
紀元前7世紀ごろ、現在のトルコにあたるリディア王国で「エレクトロン」という合金の硬貨が作られました。
これが世界最古の貨幣とされています。
紙幣の始まりは中国
紙幣が最初に使われたのは11世紀の中国・宋の時代。
「交子(こうし)」と呼ばれる紙幣で、持ち運びが楽なことから広まりました。
日本のお金の歴史にまつわる豆知識
日本でも時代ごとに独自のお金の文化がありました。
その変化を知ると、現代の「円」につながる流れが見えてきます。
富本銭は日本最古のお金
現在の研究では、日本最古の貨幣は7世紀後半に鋳造された富本銭(ふほんせん)とされています。
飛鳥時代に作られたもので、奈良県の飛鳥池遺跡から出土しました。
和同開珎は流通した最古のお金
一方で、実際に流通した最初の貨幣とされるのは奈良時代(708年)の和同開珎(わどうかいちん)です。
その後、長い間「和同開珎=日本最古」とされてきたため、教科書で覚えた人も多いでしょう。
江戸時代は藩ごとにお金が違った
江戸時代には幕府が発行した金貨・銀貨・銭貨に加えて、藩ごとに「藩札」という紙幣も使われていました。
今でいう「地域通貨」のような仕組みだったのです。
戦国時代には「米」がお金の代わり
戦国時代には米がそのまま「お金」として使われていました。
武士の給料を「石高(こくだか)」で表すのは、その名残です。
まとめ
- 世界最古のお金はリディア王国の硬貨、紙幣は中国の宋から始まった
- 日本最古のお金は「和同開珎」、江戸時代には地域ごとの通貨もあった
- 昔のお金は「貝」や「米」など、身近なものが貨幣として使われていた
歴史を知ると、普段何気なく使っているお金もぐっと面白く感じられます。
次に財布から小銭やお札を取り出すとき、少しだけ「お金の歴史」を思い出してみてくださいね。
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