1810年、イギリスのピーター・デュラントが缶詰を発明したが、開ける手段は提供されなかった。
そのため、缶詰はハンマーや銃剣、ナイフなどで無理矢理開けられたり、銃で撃ち壊されることもあった。
しかし、これらの方法は不便であり、1858年にアメリカのエズラ・J・ワーナーが引き廻して開ける方式の缶切りを発明。
缶詰の発明から48年…。約50年の時を経てから缶切りが発明された。
缶詰
缶詰は長期保存可能な食品を金属製容器に入れて封をし、加熱処理をした保存食の一種。
缶詰には乾燥食品などを金属缶に詰めて密封した「缶入り」と呼ばれるものもあり、日本の品質表示基準では殺菌工程を経ているものを「缶詰」としている。
缶詰は殺菌工程によって微生物が高熱で殺菌されるので保存に適しています。
缶詰は水や気体の遮断性が高く、熱伝導性が優れているため、効率的な加熱・殺菌、冷却が可能です。
金属製容器の強度や加工のしやすさも魅力であり、缶詰食品は様々な種類が存在し、経済的で栄養価の損失が少ない特長があります。
歴史的には、缶詰の発明は19世紀初頭にイギリスで行われ、その後世界中で普及しました。
日本でも明治時代に試作が始まり、関東大震災や戦争を通じて普及が進んでいきました。
現代では災害対策の備蓄としても一般的となっています。
缶切り
1810年に缶詰が発明されましたが、当時は缶詰を開ける手段がなかったので開封に苦労しました。
そこで1858年にアメリカのエズラ・J・ワーナーによって、引き廻して開ける方式の缶切りが発明。これにより、缶を開ける手段が大幅に改善されました。
その後、約10年後には缶の縁を切る方式の缶切りも開発され、さらなる利便性が向上しました。
現代の缶切りには、コルク抜きや栓抜き付き、プルタブ起こし付きなどの機能がある物も存在する。
缶切りにはてこ式とねじ式の二つの主要な種類があります。てこ式は手動で缶の縁を切断していく方式であり、切断面が鋭利なため注意が必要です。一方、ねじ式は回転する刃を使って缶を開ける方式であり、電動式のものもあります。
さらに、巻取式の開缶器もあり、これはコンビーフ缶など特定の缶詰に使われます。このように、缶切りは時代とともに進化し、さまざまなタイプが登場しました。
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